9年目の挫折

ブログ名のとおり、夫の1日3食の摂取総カロリーを1,700kcalにすべく2010年の9月から頑張ってきましたが挫折しました。

夫に食事療法は向いてない。ブログが根底からひっくり返る……

夫は初めの7ヶ月間以降インシュリンも経口薬も無く(関連記事)、現在まで食事療法と運動のみで血糖値の安定を図って来ましたが、太りやすく少しでも油断すると簡単にヘモグロビンA1cが悪化します。

前にチラッと書きましたが昨年のお正月明けにもヘモグロビンA1cが大悪化し、すわインシュリン再開かと言う事態に。
さすがの夫もインシュリン再開は避けたかったらしく話し合い、「糖質制限には懐疑的だったが次の検診まで試しにやってみたい」と2人で人体実験を開始することにしました。

2ヶ月間集中して実行したのは以下の2点↓

  • 基本的には食事療法を継続するが部分的に糖質制限を取り入れる(週に3〜4日程度朝食を糖質制限食に+週末の外食など)
  • 食べたら運動(散歩程度の速度で充分だが連続で1時間は歩く)

なぜ私も一緒かと言うと、糖質制限の健常者と糖尿病患者双方の結果が欲しかったからと、夫はひとりではなかなか距離を歩かないから(まぁ気持ちは分かる)

結果から言うと2ヶ月後の定期検診でヘモグロビンA1cが劇的改善。以降そのまま続けて1年になりましたが2人とも良い結果が出ています。(私も毎年受ける基礎検診で血糖値もろもろ褒められる数値)

ただし!1番効果があるのは糖質制限ではなく「食べてすぐの運動」。
これを実践するのが大前提。運動量が足りないとヘモグロビンA1cが悪化します。
また、糖質制限を過剰に求めると「炭水化物悪!」におちいりそうになるので注意です。あくまでも食事療法がメインの姿勢は今も変わりません。

この記事で(関連記事)書いていた実験がまさに糖質制限のことでした。
1日〜2日で実験結果なんて出るものでは無いので、きちんと日をかけて実験してから記事にしようと考えて1年かかりました。

とは言え現在も実験途中。
実は意図的に散歩量を減らしたらどうなるか実験したところまんまと今回の定期検診でヘモグロビンA1cが悪化しました。なので次回の検診にむけて再度食後の散歩量を増やしているところです。

糖質制限は週に4日ほどの朝食と週末の外食などに取り入れて、基本的には食事療法メインのままですがタイトルを変えなければと悩んでいる最中。
しばらくブログがごちゃごちゃするかもしれませんがじっくり考えて構築するので少々お待ちください。

今日のタイトル「三年目の浮気」みたいでどうかなとは思ったもののこれ以上のタイトルが思い付かなかった。
「三年目の浮気」知らない世代もいるんでしょうね。昭和57年の大ヒット曲。

治療スタートはインスリン注射

元々は経口薬もインスリンも処方無しの糖尿病の夫のための1日3食合計1,700kcalのカロリー制限食を記載していましたが、2022年に血糖値測定器のフリースタイルリブレを着け血糖値の傾向をつかんだことでカロリー制限食から糖質意識の食事にシフトしました(2023年3月記)。

 

2010年、ヘモグロビンA1c=10.7%からスタートした夫の2型糖尿病は、入院→インスリン注射→食事指導というお決まり(!?)のパターンで治療をスタートし、7ヶ月後には夫本人の膵臓からインスリンが分泌されていることがはっきりした為にインスリン注射を手放すことが出来、それは現在まで続いています。



が、ヘモグロビンA1c=10.7%だった夫も一時は平均値の5.4%まで落ち着いたものの、やや緊張感の無くなった今はヘモグロビンA1cが6%越え。
というのも前述の通り3食家で食事が基本ではあるけれど夫の仕事の性質上、外での打ち合わせが少なくなく外食が多いのが現実。

それでも再びのインスリン注射だけは避けたく、家での食事はなんとしても栄養バランスの取れたモノを、と奮闘しているのです。
私が。

 

事実インスリン注射を手放せたのは食事療法と運動の賜物と思っているのでこれからもそれらを続けるのみ。
自分の膵臓からインスリンが出てくれているんだから膵臓に負担をかけないようにしないとね、夫。







はじめに

元々は経口薬もインスリンも処方無しの糖尿病の夫のための1日3食合計1,700kcalのカロリー制限食を記載していましたが、2022年に血糖値測定器のフリースタイルリブレを着け血糖値の傾向をつかんだことでカロリー制限食から糖質意識の食事にシフトしました(2023年3月記)。

↓[2017年ブログ開始]↓

同い年の夫と2人暮らしのアラフォー。
365日、1日3食「低カロリー・低炭水化物」な食事を作っています。
なぜなら夫は2010年8月に糖尿病と診断されたから。
タイトルの1,700kcalは入院時に病院から指示された夫の1日の総摂取カロリー数。



1,700kcalを1日3食で割ってみると1食約550kcal。
1食500kcal台に収めつつ男性が満足する食事を作るのは、実際やってみるとわかるけれど相当厳しい。
コンビニの肉まん1個約220〜300kcal。
これにうっかりペットボトルのミルクティーなんて合わせた日には下手したらそれで500kcal達成。オメデトウ。
そんな感じ500kcal台って。あっという間。

そして我が家は自宅が仕事場なので朝昼晩の3食を家で摂ることが珍しくないので7年間毎食ちまちまとカロリー計算しながら来ました。

そんな食事療法は炭水化物だけでなく肉・魚・などのたんぱく質の摂取量にも制限があるので、カロリーの低い野菜を使った副菜でいかにお腹を満たすかが肝(きも)。

もう低カロリーメニューが浮かばない。
メインに合わせる副菜が浮かばない。
あと1品何作ろう。
と言う時にココに来ればなんとかなると言う気持ちで食事療法ブログ開始。