小皿使いで自分の食べる量を知る

最初の頃に書いたご飯茶碗のサイズダウンの話とも共通するけれど、我が家はこの数年で大皿を全部捨てました。

食事は↓このように各々個別によそるスタイルにし、大皿からの取り分けスタイルを止めたのを機に大皿はほぼ使わなくなったから。

大皿をやめた理由は、ただひとつ。
夫はお皿にあったらあっただけ食べてしまう人で、なおかつ「満腹」という感覚が分からないとのたまったことがある人だから。

当初そう聞いた時は大げさに言い過ぎだろうと思ったけれど確かにシェアして食べる必要のあるものなどを最初のひとくちでガバッと行ってしまう。
これはちょっと対策を練る必要が……とは思ったものの、そう育ってきた人を30歳も過ぎて習慣づけるのは至難の業。
それに食べ方に関してイチイチ注意するのは雰囲気が悪くなるので嫌だった。

それならば、自分の食べる分量が目で分かるように私が工夫すれば良い。
そう考えを変え、以来どんなに小さなおかずでも家での飲み会でもできる限り人数分それぞれに分けて出すことに。

また、カフェなどでケーキをシェアする場合や宅配ピザを食べる時は最初に半分にカットしてしまう。
そうすれば私は私でゆっくり食べられるし夫は自分の量が目に見えるし。

その効果か、止むを得ずシェアして食べる時もガバッと大口で食べてしまうことは少なくなった。

嬉しい効果。

そんな訳で大皿は場所塞ぎになるだけになったので引っ越しの際に思いきって捨てたのでした。

大皿を捨てた代わりに副菜などをそれぞれ盛り付けるように小皿が増えたこの数年。

小皿を用いることで「食べにくさ」がアップするのか食事のスピードが落ちるのも良い点です。