後編・主婦が本気で検証してみたバルミューダの炊飯器「このひと手間で美味しくなった編」

前回バルミューダザ・ゴハンを説明書通りに忠実に炊いた所、あまりのご飯の匂いと甘さの無さにびっくりした私です。



そこで、もしや「吸水が必要ないと書かれているバルミューダザ・ゴハンも吸水してみたら違うかも?」の気持ちがむくむく沸いて来たのである程度吸水させてから炊いてみました。

↑画像を撮り忘れたので前回と同じですが、フタを開けた瞬間ご飯の炊けた匂いが立ち上りました。
食べてみると、甘味は説明書通りに炊いた時よりは感じるしモチモチ感も増しています。

普通の炊飯器に比べるとやっぱり相当匂いも甘さも薄いですが「美味しいご飯」と言えます。

 

と言うことで、もうひとつ実験。
続いて雑穀米入りマンナンヒカリご飯も「(説明書通りの)吸水無し」と「吸水有り」両方で炊飯。

マンナンヒカリ入りご飯も断然「吸水有り」の方がご飯の香りも甘味もモチモチ感が感じられました。

と言うことで白米も雑穀米も説明書通りの吸水0分で炊くより、40分ほどでも吸水してから炊いた方が「匂い・甘味・モチモチ感」が上と言う結果に。

ただあくまでも普通の炊飯器に比べると格段にそれらは下がります。
なのでご飯に「美味しそうなにおい・甘味・モチモチ感」を欲する私にはこの炊飯器は無し、と言うジャッジ。
反対に前記事で書いたように炊けた香りが苦手な夫はこの炊飯器は気に入ったようでした。

実験してみての感想として、バルミューダザ・ゴハンは以下の家庭にむいていると思いました。

  1. ご飯の甘みの薄さ、粘り気の無さ、はっきりした噛み応えはカレーや丼ご飯が多い家庭むき。
  2. 冷めても温め直しても美味しかったのでお弁当にも最適。
  3. 吸水した方が美味しく炊けるけれど説明書には吸水0分でOKと書いてあるのだから家事の時間が惜しい家庭むき。

 

ひとつ気になる点を挙げるとするならば、内釜の外側がハゲている物がレンタルで届きました。

2017年に発売されてから約1年後の3月にレンタルしたワケですが既に内釜がハゲているって弱くないかなと。
レンタルゆえに家庭で使われるよりは使用状況が過酷かもしれませんが、いかんせんまだ1年でこのハゲ方は耐久年数が気になってしまいました。

 

いずれにせよ「白米」「マンナンヒカリ」共に「吸水無し」「吸水有り」両方とも何度も試すことが出来たので大満足なレンタル期間でした。
ご飯の美味しさは食卓への影響大。
カロリー制限食であるゆえに「美味しいものを少しずつ」な食卓になるので、これからもご飯の美味しさも大切にして行きたいです。





 

前編・主婦が本気で検証してみたバルミューダの炊飯器「白米編」

ずっと気になっていたバルミューダの炊飯器「BALMUDA The Gohan」を使ってみたくてレンタルしてみました。



発売当初から「蒸気で炊き上げる揚げ句、誰からも絶賛される炊飯器って一体どんなの?」と純粋に気になってしょうがなかったのです。
保温機能の無いバルミューダザ・ゴハンは、現在炊飯器の保温機能を使っていない我が家において問題無しです。

もし気に入ったら購入予定リストに入る可能性もあるワケなので、良い点悪い点しっかり検証出来るように白米とマンナンヒカリ入りご飯とをレンタル期間の1週間で9回炊きました。

ひと言で表すならば「百聞は一見に如かず」。まさにコレでした。

 

まずは基本となる白米を炊いてみます。

炊飯器の他にお米と水の計量カップがついてきます。
四角がお米の計量カップ・丸が水の計量カップ。

↓正直に言ってしまうとこの計量カップが使いにくい。
お米とお水で形状を変えているとは言え「米」と「水」の漢字が似ているので間違えそうになるし、忙しい時にお米と水を別の計量カップで計るのは面倒。

  1. 先に四角い計量カップで200cc計った水を外釜に入れます。
  2. 続いて丸い計量カップで計ったお米を内釜に入れ、それに見合う水も内釜の目盛りまで入れ外釜に重ねるようにセットします。

↓この外釜の200ccの水が蒸気となってお米を炊き上げる、それがBALMUDA The Gohanの特徴。

BALMUDA The Gohanはお米を水に浸す必要も、炊き上がりに蒸らす必要も無いのでそういう時間は省けます。

↓炊飯ボタンを押すと表示時間60分。正確に計ったら炊き上がりまで63分数秒でした。
炊くのに普通の炊飯器より時間はかかるけれど吸水時間も蒸らし時間も0分なので結果として早いです。これは嬉しい。

↓蒸気は普通の炊飯器と同じように上がるので炊飯器の上は広めに確保します。

↓さて、炊き上がってフタを開けた瞬間、私のこのバルミューダ ザ・ゴハンへの評価がほぼ下された時でした。

フタを開けた時のご飯の良い匂いが立ち上ってこない!

びっくりして思わず顔を近づけてみても匂いが無い。と言うか薄い。
え?美味しそうなご飯の匂いが無いとはコレイカニ?

気を取り直して炊き上がったご飯をほぐして一口パクッと。

なんてこと。
炊き上がった際の食欲を駆り立てる匂いだけじゃなく、ご飯の甘さが本当にうすーい!

1粒1粒がしっかりはっきりとた歯応えあるご飯粒で、粘り気が無く甘さも少ないサラッとしたご飯。
そんな印象。

反対に言えばご飯の炊き上がった匂いが苦手でご飯に甘さを求めずな人にはうってつけの炊飯器。
そうウチの夫みたいな人。

ここまで好みの問題で分かれる炊飯器って無いでしょうね。

店頭でのデモンストレーションでは確かに上記のようなことは全て聞いてはいたけれどココまで今までのご飯と別物とは。
カルチャーショック。

 

いや、でもまだ白米を1回炊いただけ。
これでは公正なジャッジとは言えないでしょう。
マンナンヒカリを炊いたり思い付いた工夫を取り入れたりしてレンタル期間フルに使います。