初めての歌舞伎鑑賞はスーパー歌舞伎

人生で初めて観た歌舞伎はスーパー歌舞伎となりました。

演目はヤマトタケル。
日本神話にある日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説を元にしたヤマトタケルは昭和61(1986)年2月4日に新橋演舞場で初演されたスーパー歌舞伎の原点だそう。

兄弟である小碓命(おうすのみこと=のちのヤマトタケル)と大碓命(おおうすのみこと)の2役を交互出演で勤めるのは中村隼人さんと市川團子さん、兄橘姫と弟橘姫の2役を勤めるのは中村米吉さん。市川團子さんは帝役で出演の九代目市川中車(香川照之さん)の息子さん。

↓くらいしか調べずNO知識で向かった新橋演舞場。天皇誕生日の金曜日は朝から冷たい雨の日でしたが演舞場前は熱気!

本当に歌舞伎は初めてなので夫の知人にアテンドして頂きながらいざ人で混み合う館内へ。

16:30〜20:45までの三部作からなる演目は1時間ごとに30分と20分の休憩をはさみ、その間は席でも食事や撮影可能とのことだったのでその幕間に徒歩5分ほどの距離にあったセブンイレブンでサンドウィッチを買ってきて食べ、この写真を撮りトイレへ行って30分終了↓。予約可能な幕の内弁当などもあるそうなのでまた行く機会があったら楽しんでみたい。

席からは花道も奈落も良く見え本当に楽しめたので観に行ったかいがありました。交互出演なので中村隼人さんの勤めるヤマトタケルも観てみたいと思いつつ、再び4時間越えを座っているのはちょっと躊躇中。でも本当に素晴らしかった。

それにしても見事に時間ぴったりに終わるものですね。21時には打ち上げのお店に着いていました。

↓この日の主演:市川團子さんのアクスタを4人で囲んで乾杯。アクスタの持ち主である方がコロナ渦中に歌舞伎にはまり今回我々をアテンドしてくれました。観たものを楽しく語らう時間とても健全で良いです。

↓そしてこの日飲んだ超辛口吟醸ばくれん(通称:黒ばく)の生酒がとても美味しくて、日本酒好きの弟夫婦に速攻で教えたら速攻で買っていたのが面白かった。

日本酒度+15以上なのに、辛いと言うより重すぎないスッキリした旨味と香りでバランスが良い吟醸酒。これ好きだわ。

【日本酒】 黒ばくれん 超辛口吟醸 生酒 R5BY 720ml(要冷蔵)

今さらながら歌舞伎の基礎の基礎を知りたくなった私でした。

歌舞伎はじめて案内手帖 [ 君野 倫子 ]

演目別歌舞伎の衣裳 鑑賞入門 [ 丸山伸彦 ]

↓ヤマトタケル繋がりで山岸涼子先生のコミックにも興味沸いたり。

ヤマトタケル (山岸凉子スペシャルセレクション) [ 山岸凉子 ]

感想(17件)

山岸涼子先生と言えばの日出処の天子(ひいづるところのてんし)はもちろん揃っています。

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